鶴橋整形外科クリニック【大阪】リウマチ治療について解説

「大阪市内でリウマチ治療ができる病院を探している」「鶴橋駅周辺でリウマチに強い病院を探している」そんな悩みをお持ちのあなたへ。鶴橋整形外科クリニックは、大阪市東成区にある、リウマチ治療に力を入れているクリニックです。この記事では、リウマチの症状や原因、鶴橋整形外科クリニックの特徴や治療方針について詳しく解説していきます。リウマチ治療にお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. リウマチとは

リウマチ（関節リウマチ）とは、免疫の異常によって自分の関節を攻撃してしまうことで、関節に炎症が起こり、痛みや腫れ、朝のこわばりなどの症状が現れる病気です。進行すると関節が変形し、日常生活に支障をきたすこともあります。全身の様々な関節に症状が現れることが特徴で、特に手や足の関節に多くみられます。

1.1 リウマチの症状

リウマチの代表的な症状は、関節の痛み、腫れ、朝のこわばりです。これらの症状は、左右対称に現れることが多いのが特徴です。初期には、起床時の関節のこわばりが1時間以上続く「朝のこわばり」が特徴的にみられます。また、疲労感や微熱、食欲不振などの全身症状が現れることもあります。

1.1.1 関節症状

• 痛み
• 腫れ
• 熱感
• 関節の動きの制限
• 朝のこわばり

1.1.2 全身症状

• 疲労感
• 微熱
• 食欲不振
• 体重減少
• 貧血

1.2 リウマチの原因

リウマチの明確な原因は、まだ解明されていません。しかし、免疫システムの異常が関与していると考えられています。通常、免疫システムは、細菌やウイルスなどの外敵から体を守ります。しかし、リウマチの場合は、免疫システムが自分の体の関節を攻撃してしまうのです。これが、関節に炎症を起こし、痛みや腫れなどの症状を引き起こすと考えられています。

1.2.1 リウマチの発症に関わると考えられている要因

• 遺伝的要因
• 喫煙
• 細菌やウイルス感染
• ホルモンバランス
• ストレス

これらの要因が組み合わさって、リウマチを発症すると考えられています。例えば、遺伝的にリウマチになりやすい人が、喫煙や感染などをきっかけに発症するケースなどです。また、近年では、腸内細菌のバランスが免疫異常に関与している可能性も示唆されています。

2. 鶴橋整形外科クリニックのリウマチ治療

リウマチは早期発見・早期治療が非常に重要となる疾患です。進行すると関節の変形や機能障害を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。鶴橋整形外科クリニックでは、患者様一人ひとりの症状や進行状況に合わせた最適な治療プランを提供し、痛みや炎症を抑えながら、関節機能の維持・改善を目指します。

2.1 早期発見・早期治療の重要性

リウマチは早期に発見し、適切な治療を開始することで、病気の進行を遅らせ、関節の破壊を抑制できる可能性が高まります。早期の段階では、自覚症状が乏しい場合もあるため、少しでも関節の違和感や痛みを感じたら、早めに医療機関を受診することが大切です。

2.2 鶴橋整形外科クリニックの治療方針

鶴橋整形外科クリニックでは、患者様との対話を重視し、丁寧な説明と納得いただける治療計画を心がけています。治療は、薬物療法、リハビリテーション、手術療法を組み合わせ、患者様の症状や生活背景に合わせて最適な方法を選択していきます。

2.2.1 薬物療法

リウマチの薬物療法は、炎症を抑え、痛みを軽減するために非常に重要です。鶴橋整形外科クリニックでは、患者様の症状や体質、治療への反応などを考慮しながら、以下の薬物療法を適切に組み合わせていきます。

• 非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）: 炎症を抑え、痛みや腫れを軽減します。比較的副作用が少なく、初期治療として用いられることが多いです。
• ステロイド薬: 強力な抗炎症作用を持ち、炎症や痛みを速やかに抑えます。関節内注射や内服など、様々な方法で使用されます。
• 疾患修飾性抗リウマチ薬（DMARDs）: 免疫異常を抑制し、関節の破壊を遅らせる効果があります。メトトレキサートなどが代表的な薬剤です。
• 生物学的製剤: 標的とする分子を特定し、炎症を引き起こす物質の働きを抑えます。従来の薬剤で効果が不十分な場合や、関節破壊の進行が著しい場合に用いられます。

2.2.2 リハビリテーション

リハビリテーションは、関節の機能維持・改善、筋力強化、疼痛緩和などを目的として行われます。鶴橋整形外科クリニックでは、理学療法士による個別プログラムを作成し、患者様一人ひとりの状態に合わせたリハビリテーションを提供しています。

• 関節可動域訓練: 関節の動きを滑らかにし、柔軟性を高める運動です。
• 筋力トレーニング: 弱くなった筋肉を鍛え、関節を支える力を強化します。
• 物理療法: 温熱療法や電気療法などを行い、痛みや炎症を和らげます。
• 日常生活動作訓練: 日常生活で必要な動作をスムーズに行えるように練習します。

2.2.3 手術療法

薬物療法やリハビリテーションで効果が得られない場合や、関節の破壊が進行している場合、手術療法が検討されます。鶴橋整形外科クリニックでは、関節鏡手術や人工関節置換術など、が適応となった場合丁寧にご説明し提携医療機関へご紹介いたします。。

• 関節鏡手術: 関節内に内視鏡を挿入し、関節内の状態を観察しながら、滑膜切除や関節形成術などを行います。傷口が小さく、身体への負担が少ない手術です。
• 人工関節置換術: 損傷した関節を人工関節に置き換える手術です。関節の痛みや機能障害を改善し、日常生活の質を向上させることが期待できます。

鶴橋整形外科クリニックでは、患者様一人ひとりの症状やご希望に寄り添いながら、最適な治療を提供することを心がけています。リウマチに関するお悩みやご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

3. 鶴橋整形外科クリニックの特徴

鶴橋整形外科クリニックは、大阪市東成区にある、リウマチ治療に特化したクリニックです。患者様一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。

3.1 大阪駅からアクセス良好

JR大阪環状線・近鉄大阪線・Osaka Metro千日前線「鶴橋駅」から徒歩2分〜5分と、大阪市内だけでなく、大阪府外からもアクセスしやすい立地です。雨の日でも通いやすいように、駅から屋根伝いに来院いただけます。

3.2 充実した設備

リウマチの早期発見・早期治療に欠かせない、最新の検査機器を完備しています。また、リハビリテーションルームには、理学療法士による指導のもと、関節の機能改善や筋力アップのためのリハビリテーション機器も充実させています。

3.4 待ち時間の短縮

患者様の待ち時間を少しでも短縮できるよう、予約優先制を導入しています。お電話またはWebサイトからご予約いただけます。また、急患の方にも柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

3.5 リラックスできる院内環境

クリニック内は、明るく清潔感のある空間で、患者様がリラックスして過ごせるよう、配慮しています。

患者様とのコミュニケーションを大切にし、分かりやすい説明と丁寧な診療を心がけています。リウマチに関することなら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

※上記の内容は、厚生労働省のウェブサイトhttps://www.mhlw.go.jp/を参考に作成しています。

4. リウマチ治療に関するよくある質問

リウマチ治療に関して、患者様から多く寄せられる質問と回答をご紹介します。ご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽に当院へご相談ください。

4.1 Q. リウマチは治りますか？

リウマチは、かつては治りにくい病気と考えられていましたが、近年は医療技術の進歩により、早期に適切な治療を開始することで、症状をコントロールし、寛解（症状がほとんど消失した状態）を目指すことができるようになりました。
寛解状態を維持することで、関節の破壊を抑制し、日常生活への支障を最小限に抑えることが期待できます。ただし、リウマチは完治が難しい病気であるため、治療の中止や自己判断による服薬の中断は行わず、医師の指示に従って治療を継続することが重要です。

4.2 Q. 治療費はどのくらいかかりますか？

リウマチの治療費は、治療内容や使用する薬剤、受診する医療機関などによって異なります。一般的には、薬物療法、リハビリテーション、手術療法などの組み合わせで治療が行われます。
リウマチの治療には、高額な薬剤が使用される場合がありますが、健康保険が適用されるため、自己負担額は軽減されます。また、高額療養費制度を利用することで、自己負担額をさらに抑えることが可能です。治療費に関するご心配やご不明な点は、医療機関の窓口や各市区町村の相談窓口にご相談ください。

4.3 Q. リウマチの治療はいつから始めたら良いですか？

リウマチの治療は、早期発見・早期治療が非常に重要です。リウマチは、早期に適切な治療を開始することで、関節の破壊を抑制し、病気の進行を遅らせることが期待できます。
関節の痛みや腫れ、朝のこわばりなどの症状が続く場合は、早めに医療機関を受診し、専門医による診断を受けるようにしましょう。
自己判断で放置したり、民間療法に頼ったりすることは避け、適切な医療機関を受診することが大切です。

4.4 Q. リウマチの治療には、どんな種類がありますか？

リウマチの治療には、大きく分けて以下の3つの種類があります。

4.4.1 1. 薬物療法

リウマチの薬物療法は、病気の活動性を抑え、炎症を抑え、関節の破壊を防ぐことを目的として行われます。主な薬剤には、以下のものがあります。

• 非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）: 炎症を抑え、痛みや腫れを軽減します。比較的副作用が少なく、初期治療として使用されることが多いです。胃腸障害などの副作用に注意が必要です。
• ステロイド薬: 強力な抗炎症作用があり、速やかに症状を改善します。しかし、長期的な使用により、糖尿病、骨粗鬆症、感染症などの副作用が現れる可能性があります。そのため、他の薬剤の効果が見られるまでの繋ぎとして、あるいは、病気の活動性が高い場合に短期間使用されることが多いです。
• 疾患修飾性抗リウマチ薬（DMARDs）: 免疫異常を抑制し、関節の破壊を遅らせる効果があります。効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかる場合があり、定期的な血液検査が必要です。
• 生物学的製剤: 標的とする物質を特定し、炎症を引き起こす物質の働きを抑えます。従来の薬剤で効果が不十分な場合や、関節破壊の進行が認められる場合に使用されます。高い治療効果が期待できますが、感染症などのリスクがあるため、定期的な検査が必要です。

4.4.2 2. リハビリテーション

リハビリテーションは、関節の機能を維持・改善し、日常生活動作をスムーズに行えるようにすることを目的として行われます。主なリハビリテーションには、以下のものがあります。

• 運動療法: 関節の柔軟性を高め、筋力低下を防ぎます。ストレッチ、筋力トレーニング、水中運動など、患者様の状態に合わせて行います。
• 物理療法: 温熱療法、電気療法、水治療法など、物理的なエネルギーを用いて、痛みや炎症を軽減します。
• 作業療法: 日常生活動作（食事、トイレ、着替えなど）の訓練を行い、自立を支援します。日常生活で使いやすい道具の提案や環境調整も行います。

4.4.3 3. 手術療法

薬物療法やリハビリテーションで十分な効果が得られない場合や、関節の破壊が進行している場合に検討されます。関節の機能を回復させたり、痛みを軽減したりする効果があります。主な手術療法には、以下のものがあります。

• 関節形成術: 損傷した関節を人工関節に置き換える手術です。関節の痛みを軽減し、運動機能を改善する効果があります。
• 関節固定術: 関節を固定する手術です。関節の痛みを軽減する効果は高いですが、関節の動きが失われます。
• 滑膜切除術: 炎症を起こしている滑膜を切除する手術です。関節の痛みや腫れを軽減する効果があります。

これらの治療法は、患者様の症状や病状、生活状況などを考慮して、組み合わせて行われます。治療法や薬剤の選択は、医師と十分に相談し、ご自身の状態に合った治療法を選択することが重要です。
また、リウマチの治療には、患者様自身の積極的な治療参加が重要です。医師の指示を守り、治療を継続することで、より良い治療効果が期待できます。
日常生活では、適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけ、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。
リウマチは、早期発見・早期治療により、症状をコントロールし、日常生活を送ることが可能な病気です。
関節の痛みや腫れ、朝のこわばりなどの症状が続く場合は、早めに医療機関を受診し、早期による診断を受けるようにしましょう。

4.6 Q. リウマチになると仕事は続けられますか？

リウマチと診断されても、治療をしながら仕事を続けることは可能です。
厚生労働省の調査によると、リウマチと診断された人の約6割が就労を継続しています。（参考：厚生労働省）
ただし、症状や治療内容、仕事内容によっては、仕事量の調整や休職が必要になる場合もあります。
まずは、医師に仕事内容や職場環境などを相談し、無理のない働き方を検討することが大切です。

4.6.1 仕事を続けるためにできること

• 治療を優先する: リウマチの症状をコントロールすることが、仕事を続けるために最も重要です。医師の指示に従って、きちんと治療を受けましょう。
• 職場に理解を求める: 上司や同僚にリウマチについて理解してもらい、協力を得られるように努めましょう。症状や治療内容、配慮してほしいことなどを具体的に伝えることが大切です。必要があれば、医師の診断書を提出することも有効です。
• 無理のない働き方をする: 長時間労働や重労働は、リウマチの症状を悪化させる可能性があります。残業を減らしたり、休憩時間をこまめに取ったりするなど、無理のない働き方を心がけましょう。仕事内容の変更や時短勤務なども検討してみましょう。
• 職場環境を調整する: デスクワークが多い場合は、 ergonomically designedな椅子やキーボードを使用する、立ち仕事が多い場合は、疲労軽減マットを使用するなど、職場環境を調整することで、リウマチの症状を悪化させるリスクを減らすことができます。
• 公的な支援制度を利用する: リウマチ患者が就労を継続するために、さまざまな公的な支援制度が用意されています。障害者雇用促進法に基づく雇用支援、障害年金、傷病手当金などがあります。これらの制度を利用することで、経済的な不安を軽減し、安心して治療に専念することができます。詳しくは、お住まいの自治体の窓口や、独立行政法人労働者健康安全機構のウェブサイトなどでご確認ください。

リウマチと診断されても、適切な治療と周りの理解、そして自分自身の努力次第で、仕事を続けることは可能です。
諦めずに、前向きに仕事と向き合っていきましょう。

4.7 Q. リウマチは遺伝しますか？

リウマチは、遺伝的な要因と環境的な要因が複雑に関係して発症すると考えられています。
親や兄弟姉妹にリウマチの方がいる場合、そうでない方と比べて発症リスクがわずかに高くなることが知られていますが、遺伝する確率は高くありません。
また、リウマチの遺伝子の研究は進歩しており、将来的には遺伝子検査によって発症リスクを予測できるようになる可能性もあります。
しかし、現在のところ、遺伝子検査だけでリウマチの確定診断を行うことはできません。
リウマチの家族歴がある方は、規則的な生活習慣を心がけ、禁煙するなど、生活習慣の改善に努めることが大切です。

4.8 Q. リウマチの予防はできますか？

リウマチの明確な予防法は確立していませんが、発症リスクを下げると考えられている生活習慣を実践することで、予防に繋がる可能性があります。

4.8.1 リウマチ予防のためにできること

• 禁煙する: タバコは、リウマチの発症リスクを高めるだけでなく、症状を悪化させることもわかっています。禁煙はリウマチ予防に効果的なだけでなく、健康全体にも良い影響を与えます。
• バランスの取れた食事を心がける: 野菜、果物、魚などを中心としたバランスの取れた食事を心がけ、栄養バランスを整えましょう。特に、抗酸化作用のあるビタミンC、Eや、オメガ3脂肪酸を多く含む食品は、リウマチの予防に効果が期待されています。
• 適度な運動をする: 適度な運動は、免疫力を高め、ストレスを解消する効果があります。ウォーキングや軽いジョギング、水泳など、無理なく続けられる運動を習慣にしましょう。ただし、関節に負担をかけすぎないよう、自分の体力に合った運動を選択することが大切です。
• 十分な睡眠をとる: 睡眠不足は、免疫力を低下させ、リウマチの発症リスクを高めるとされています。質の高い睡眠を十分にとるように心がけましょう。
• ストレスを溜め込まない: ストレスは、免疫機能を低下させ、リウマチの発症や症状の悪化に繋がると考えられています。趣味やリラックスできる時間を持つなど、ストレスを解消する方法を見つけましょう。
• 口腔ケアを心がける: 歯周病菌が、リウマチの発症や症状の悪化に関与しているという報告があります。歯磨きや歯科医院での定期検診など、口腔ケアを心がけましょう。

これらの生活習慣を心がけることで、リウマチの発症リスクを下げ、健康的な生活を送るようにしましょう。

4.9 Q. リウマチ以外の病気と間違えられることはありますか？

リウマチは、初期症状が他の病気と似ていることが多く、誤診されることがあります。
リウマチと間違えやすい病気としては、以下のようなものがあります。

これらの病気とリウマチを自己判断で区別することは困難です。関節の痛みや腫れなどの症状が続く場合は、自己判断せずに、早めに医療機関を受診し、医師による診断を受けることが大切です。

5. まとめ

この記事では、大阪市にある鶴橋整形外科クリニックのリウマチ治療について解説しました。リウマチは早期発見・早期治療が重要であり、鶴橋整形外科クリニックでは、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療を提供しています。経験豊富な医師と充実した設備のもと、薬物療法、リハビリテーション、手術療法など、様々な治療方法を組み合わせることで、痛みを軽減し、日常生活の質を向上を目指します。リウマチの症状にお悩みの方は、ぜひ一度鶴橋整形外科クリニックにご相談ください。