指・手首・肘の痛み

肘の内側の痛み
（上腕骨内側上顆炎）

肘や前腕の内側に痛み
「上腕骨内側上顆炎」とは上腕骨の内側上顆部周辺の炎症を指す疾患です。この炎症は、通常は上腕二頭筋の腱の付着部分に起こります。一般的な原因としては、反復的な運動や急激な負荷がかかったときに起こることが挙げられます。

症状としては、痛みや腫れ、運動制約が現れることがあります。適切な治療が必要であり、安静や物理療法、リハビリ、炎症を抑える処置などが必要です。症状がひどい場合は医師の診断と適切な治療方法を受けることが重要です。

指・手の痛み（腱鞘炎）

手や指の腱鞘炎は手や指の動きを制御する腱と呼ばれる組織が炎症を起こす状態です。これは、手や指を何度も使ったり、同じ動作を繰り返したりすることで、腱に負担がかかり、炎症が生じることがあります。

この炎症は手や指の動きに関与する腱を包む鞘の部分に起こることが一般的です。症状としては、痛みや腫れ、熱感、動かすときの違和感などが挙げられます。また、手や指を動かすときにクリック音がすることもあります。

手や指の腱鞘炎は長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、または手を使った緻密な作業など、手を多用する日常生活や仕事の環境で起こりやすい傾向があります。

治療法としては安静にして負担を減らすことや炎症を抑えるための湿布や塗り薬を用いることがあります。また、運動療法やストレッチ、手術が必要な場合もありますが、それは症状の程度や個々の状況によって異なります。症状が出た場合は、専門医に相談することが大切です。